ロックンロール・サーカス(1/5)

"The Rolling Stones Rock'n'Roll Circus"のDVD版が出ていたので、思わず衝動買いしちゃいました。
もともとは1968年のクリスマス用にストーンズが企画した60分特番なのですが、
結局お蔵入りしてしまったためファンの間で幻の映像として語りつがれてきたものです。
番組の内容なのですが、タイトルが示す通りサーカス仕立て(衣装もこんな感じ)になっていて、
合間合間に空中ブランコやら火吹き男やらのパフォーマンスをはさみながら、
テント小屋みたいなセットの中でゲストミュージシャンたちが数曲ずつ演奏していきます。
もちろん大トリはストーンズです。

世間的にはなんといってもジョン・レノン(Vo)、エリック・クラプトン(G)、キース・リチャーズ(B)、
ミッチ・ミッチェル(Dr)が揃い踏みしたスーパーバンド「The Dirty Mac」が目玉なのでしょうが、
個人的にはどちらかというと「トミー」リリース前夜のザ・フーと、
ブライアン・ジョーンズ脱退直前のストーンズの動く姿が見れるのがうれしかったりします。
(他にもジェスロ・タルやタージ・マハル、マリアンヌ・フェイスフル、オノ・ヨーコも出演しています。)

ザ・フーは2ndアルバム収録のミニ・ロック・オペラ"A Quick One"で参戦です。
キース・ムーンがドラムの皮に水を張ってぶったたくので、水が四方八方に飛び散って大変なことになってます。
そしてピートもここぞとばかりに腕ブンブン振り回してます。最後"You're forgiven"を連呼する所で目頭が熱くなってきました・・・。
なんせ私、映画"The Kids are Alright"で10回は泣いてますから!
演奏は"Live at Leeds"と比べちゃうとへなちょこなんだけど、バンド自体に結束感と勢いが感じられてとてもいい感じです。
ミックもキースもジョンもうらやましく思ったに違いない!(なんせストーンズもビートルズも壊滅状態だったからねえ。)

ラストのストーンズはなんといっても"Sympathy for the Devil"でのミック・ジャガーが凄かった!
まるで何かに憑かれたかのように赤い長袖シャツを脱ぎすて、半裸状態で呪術的なパフォーマンスを繰り広げます。
(でも身体中にくまなく刺青っぽいペインティングがしてあったから、計算ずくの脱ぎなんだよねw)
たぶんこの頃のミックのイメージって、顔もよくて頭も切れる貴公子といった感じだったと思うんだけど、
ここではサーカス団も真っ青な、命綱なしで綱渡りするような集中力とプロ根性を見せ付けてくれます。
40年間もストーンズを続けてこれた秘訣はきっとこのミックの才能に寄るところが大きいんだろうなと改めて感じました。

しかしこうやって改めてみてみると、早死にしてる人が多いのよね・・・。
(ブライアン・ジョーンズは1969年7月2日に27才、キース・ムーンは1978年9月7日に32才、
そしてジョン・レノンは1980年12月8日に40才で死去。)
気づかないうちにジョンの年まで追い越しそうで怖いと思ってしまったわ。
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by kana_j | 2005-01-07 23:59 | 音楽


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